R&D
公正な研究活動の推進
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研究不正行為の防止に向けた取組
当社は、文部科学省が定める「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に則り、社会からの信頼と負託に応えた責任ある研究活動の実現を確保するため、研究活動における行動規範を策定し、研究活動における不正行為防止を進めています。
研究活動上の不正行為
- 捏造
- 存在しないデータ、研究結果等を作成すること
- 改ざん
- 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること
- 盗用
- 他の者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を、当該者の了解もしくは適切な表示なく流用すること
研究活動における行動規範
遵守事項
- 研究不正を行わない
- 研究不正をさせない
- 研究不正に荷担しない
- 職務上知ることのできた秘密を漏らさない
留意事項
- 実験結果や計算結果の第三者による再現・検証に必要となる資料(ラボノートや各種計測・計算データなど)は不正なく作成し、当社の定める期間保管する。
- 共同で行う研究や共著の論文では、記載される実験結果や計算結果の責任分担を明確にし、実験手続き、各種計測・計算データ、研究レポートなどを本行動基準に沿って確認する。
- 多重投稿、不適切なオーサーシップ、不適切な文献引用などを行わない。
- 論文の投稿、研究内容のメディアへの発表等、研究成果を公表する場合には、共著者や直属の上長の合意を得るとともに、所定の手続きを行う。公表に合意する者は、公表内容に責任を有することを認識する。
- 当社を退職する際、研究成果物等を許可なく持ち出さない。その際、ラボノートについては当社に返却する。
- 当社を退職した際、当社外に職務上知ることのできた秘密を開示し、漏らし又は使用しない。
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研究費の不正使用防止に向けた取組
当社は、競争的資金等の管理について「競争的資金等の不正使用防止に関する規程」を定め、競争的資金等の適正な取扱いと不正行為への適切な対応に努めてまいります。
競争的資金等の運営・管理に関する責任体制
当社では、以下の通り、競争的資金等の運営・管理に関する責任体制を定めています。
- 最高管理責任者:代表取締役
- 全社の運営を統括し、競争的資金等の運営・管理について最終責任を負う。不正防止計画の策定・実施に率先して対応する。
- 統括管理責任者:経営企画室 室長
- 最高管理責任者を補佐し、競争的資金等の運営・管理について全社を統括する実質的な責任と権限を持つ。
- コンプライアンス推進責任者 :新製品開発センター センター長
- 研究組織における競争的資金等の運営・管理について実質的な責任と権限を持つ。
競争的資金等の不正についての告発・ご相談窓口(研究活動含む)
当社では、以下の通り、競争的資金等の不正に関する社内外からの告発・ご相談窓口を定めています。
告発・ご相談窓口
〒698-2144 島根県益田市虫追町ロ320-97
シマネ益田電子株式会社 業務統括部
メールアドレス:fuseiboushi[at]sme-ltd.com ([at]を@に変更してください。)
告発・ご相談に当たっては、以下の点にご留意ください。
- 調査へのご協力をお願いする場合や、調査結果等をご連絡させていただく場合がありますので、告発、相談される際には、氏名とご連絡先をお伝えください。
- 匿名での告発、相談につきましては、その内容等を勘案し、受け付けるかどうかを判断させていただきます。
- 告発、相談は、不正行為を行ったとする構成員等又は研究グループ等の氏名又は名称、不正行為の内容、不正とする理由等をお示しください。
- 調査の結果、悪意(被告発者を陥れるため、又は被告発者が行う研究を妨害するためなど、専ら被告発者に何らかの損害を与えることや被告発者が所属する組織等に不利益を与えることを目的とする意思をいいます)に基づく告発であったことが判明した場合は、氏名の公表、刑事告発等を行うことがあります。