河川の水位変動データの収集と可視化による見守りシステムの構築
島根県益田市には、1級河川の高津川と2級河川の益田川があり、それらに流れる多くの支川(支流)や幹線排水路が存在しています。
降雨時には、水位を把握するため、市役所職員の方々が危険な状況の中、時間をかけて河川や幹線排水路を巡回しており、苦慮しているとの声がありました。
益田市
SMEの拠点である島根県益田市を元気にしたい!!私たちの技術でビジネスを創造したい!!との想いから、2017年よりIoTツールを活用した監視システムの技術開発を進めてまいりました。
さらに、2021年よりWell-being社会を目指して、地方から世界を幸せにしたい!!との想いで、様々な社会問題や地域の困りごと解決し、社会の持続的発展に貢献すべく、研究所や大学、高専と共に時代をリードした技術開発に日々取り組んでいます。
SMEの先端技術開発は近未来ラボとコトづくり工場を融合することで、【迅速】【確実】【高レベル】な技術開発を行っています。
「Well-being(ウェルビーイング)」は、人々の幸福や健康、生活の質に関連する重要な概念です。この概念は、単に身体的な健康だけでなく、心理的な満足感や社会的なつながり、精神的な安定など、さまざまな要素を包括しています。
Well-beingを向上させるためには、個人の幸福感や生活の満足度を評価し、その向上に取り組むことが不可欠です。これは、バランスの取れた健康や幸福を生活全般で実現する概念であり、社会的な状況や経済的な要因、人間関係、心身の健康など、多岐にわたる要素が影響を及ぼします。Well-beingの追求は、個人の健康や幸福を尊重するだけでなく、組織や社会全体の健全な成長や発展にも寄与する重要な要素とされています。
SMEでは、この概念を【健康を支える】【暮らしを守る】【働き方を変える】の3つの側面に展開し、研究開発を進めています。
同時に、次世代を担う若手を育成することで、地域社会への貢献を推進しています。
地元の工業系高校生と共に課題研究に取り組む活動は、次世代を担う若手を育成する重要な取り組みです。
この活動により、問題解決力の向上・成果の育成・成長意欲の醸成・協力とコミュニケーション能力の向上を期待しています。
島根県益田市には、1級河川の高津川と2級河川の益田川があり、それらに流れる多くの支川(支流)や幹線排水路が存在しています。
降雨時には、水位を把握するため、市役所職員の方々が危険な状況の中、時間をかけて河川や幹線排水路を巡回しており、苦慮しているとの声がありました。
益田市
SMEでは工場内の温湿度管理を行なっており、1日に2回、温湿度について異常がないか、担当者が温湿度計の表示を確認しています。さらに、温湿度の推移を確認するために、監視者がデータを手入力するなど、無駄な工数が掛かっています。
益田市では、様々な要因で害獣による被害が発生しています。
地域の皆様が安全で平穏な生活を維持していくための一手段として、山中に熊檻の設置をしております。 熊の捕獲有無を確認するため、市役所職員の方々が足場の悪い山中を定期的に巡回しており、大変苦慮している様子が伺えました。
益田市様
理化学研究所との共同研究で、小型動物の生体情報や環境データを効果的にモニタリングし、収集する無線通信センサーモジュールと、小型動物の冬眠を誘導するLEDユニットの開発を進めています。
理化学研究所
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